インドネシア語が全くできない時にぶつかる言葉の壁があります。この壁を乗り越えるにはとても苦労をします。そして、それを乗り切って現地の人と交流ができるようになると、どこへ行っても習得したインドネシア語が使いたいという気持ちになって「HALO! PAGI!!」なんて調子よく挨拶してると落とし穴にはまって・・・現在、反省中の私です。
日本も昔そうであったように、共通の言葉としてインドネシア語があることを忘れてはいけません。最近の私は、関西人でも東京弁で話せる!という勝手な方程式を抱いていてインドネシア人ならインドネシア語が通じて当たり前と決めつけていました。
忘れていました。。。
バリの田舎へ行くと、バリ語しか分からない老人たちがいることを。。。
これも、ちょっと私の思い込みで・・・スミニャックでもクロボカンでも同じで一歩路地裏の民家の老人たちの中にはバリ語しかできない人がいることを今回、改めて知ることとなりました。
「おばぁちゃん、こんにちは」私がインドネシア語で話すと、おばぁちゃんは私を見つめるだけ。不思議に思いながらも通りすぎ・・・それから数日後、ジャワ人の友人と歩いているとおばぁちゃんが友人に何か話しかけました。何を話しているのか聞き取れなかったので友人に聞こうとすると友人の表情に困惑の色が。
このおばぁちゃんはジャワ人の友人をバリ人と思っているようでバリ語で話しかけていました。ジャワ人の友人がインドネシア語で返事をしても、おばぁちゃんは不思議そうな顔をするだけでコミュニケーションがとれない!!
こんなことってあるの?!
同じ国の人が話をしているのに通じないなんて。。。
なんて、おもしろい出来事なんだ(^。^)y-.。o○
バリ語ができる日本人の滞在者に出会うと、すごいなー。ジャワ語ができる日本人と出会うと、かっこいいなー。そうやって、私はうらやましいなーと思いながらインドネシア語もそんなに上達しない(涙)
今回の第二の言葉の壁を目の当たりにしたことをきっかけに、勉強しようと心に決めました。